コスパ最強CXOグルメ〜京都福知山 京鴨すき鍋 柳町〜
京都には京セラや任天堂など日本を代表する企業の本社が多く、上場企業は約70社。そんな京都の中心部から離れた福知山に京鴨すき鍋でコスパ良い名店があると聞きつけて、東京から約5時間かけて訪問することに。
福知山までは京都駅から車で1.5時間、電車だと2時間。地図で見ると神戸の北に位置しています。
辿り着いたお店がこちら『柳町』(やなぎまち)。付近には福知山城もあり、明智光秀の城下町感漂う雰囲気。
入り口から期待できる感じが出ています。
私が訪れた時間はお昼の12時。グルメサイトの口コミがかなり少ないお店ですが、予約で満席。ここまで来て入れないなんてことのない為に念の為、予約はしておきましょう。
靴を脱いでスリッパであがるスタイル。店内は木の温もりを感じられ心癒される。
庭園を眺められるこの場所が1番雰囲気を感じられ良い席。あとは二階や奥に個室のお座敷もあります。
先にこちらのメニューご覧あれ。鴨すき一人前2,500円、親子丼900円。どちらとも注文。
注文してすぐに出てきたのがこちらの鍋と綺麗な色のスープ。
そして次に大量の葱が運ばれてきます。この量を食べきれるか心配でしたが、その不安はあとで完全に払拭されることに。
さあ、東京から5時間かけて会いたかった京鴨肉がこちら。あまりの綺麗さに思わずおぉと声が漏れてしまう方が多いとか。私もその一人。
鴨肉は煮立ったスープに15秒しゃぶしゃぶしてそのまま何も付けずに口の中へ。濃厚な赤身の味を堪能できます。これを実際に食べ、ハマる経営者が続出する理由が分かりました。
さあ、続いて葱をスープへ大胆に手で掴んで投入。手に持つと分かるのですが、ねっとりしていて葱ではなくメカブかなと勘違いしてしまったほど。
この葱もそのまま食べる。なんだこのシャキシャキの食感と優しく深みのある味わいは。今まで食べたネギとは全く違う。旨い、旨すぎる、こんな葱は食べたことがない。人生で一番野菜に感動した瞬間がここで生まれました。
こちらは単品で頼んだ親子丼。写真は一切加工してません。ここまで食欲そそる綺麗な色の親子丼、見るだけで唾液腺が刺激されます。
この親子丼に噂の七味をかけて食べる。
七味の色は赤くなく、黒褐色。山椒に近い感じ。七味の7つの味を感じることができる本物の七味ここにあり。親子丼の鶏肉は味付けしっかり、焼き目も入り香ばしく絶品。
鴨肉、親子丼、そして大量の葱はあっという間に完食。お恥ずかしながら、あまりの早さに店員さんにも驚かれたほど。まさかあの量の葱を全て食べられるとは自分でも驚きです。
そして、敢えて再度お伝えしますが、鴨すき一人前2500円に親子丼900円も頼んでも3400円。ここまで人を感動させてくれこの価格。経営者も唸るコスパ最強CXOグルメに認定。
二階や離れにも部屋があり予約ができるようです。庭園には金魚も。東京から5時間かけても再訪したい味に会え感動。絶対にまた来ます。
因みに、ここまで行けない方の為に朗報。系列店が恵比寿と三軒茶屋にもあるんです。屋号は『とりなご』。
『とりなご』は大手グルメサイトのトップ5000にも選ばれているお店。価格は都内価格となっており、ほんの若干高めに設定されてますが単価5000円前後でいけコスパは良いです。
ただ、葱が『とりなご』は白葱。今回の『柳町』だけが青葱となっていて系列ながら若干違うのでどちらも食べ比べしてみるのも通のようです。
コスパ最強CXOグルメ〜京都福知山 京鴨すき鍋 柳町〜
0773-22-1809
京都府福知山市下柳町21
定休日:年末年始のみ、日曜営業
営業時間:11:30-14:30/18:00-22:00
単価:900円-2500円
予約有無:予約したほうが良い