コスパ最強CXOグルメ〜熊本県 1日1組限定のやまめ庵〜
東京から多くの経営者や音楽家、芸能界の方々がここに訪れる。場所は熊本県人吉市近く。1日1組限定。山女魚釣り職人の大将が自身で釣った山女魚を提供してくれるそれがここ『やまめ庵』。
東京から飛行機とレンタカーを使い約6時間。人口は3万人の町に東京から一番お客さんを呼ぶ名店がここにある。
こちら店前。1ヶ月以上前から予約をしており、3月の平日の18時の様子。大将の自宅の横を通り奥の店へ。
やまめ庵の入り口。ここから雰囲気の良さがビシビシ感じられますね。
大手口コミサイトには10件も口コミないのですが、ミシュランにも掲載されています。ミシュランの美味しいものを追求する嗅覚恐るべし。
靴を脱ぎ部屋にあがるとなんとも風情のある囲炉裏が。
壁には大将が釣り上げた山女魚たちの魚拓がたくさん。中には1キロ超えの大物も。そして10万円以上かけて作る剥製も。
そして奥の掘りごたつ式の長テーブルに案内頂き座ります。
大将自ら一人で運営しており、この空間の中へ入ると大将ワールドで時間と場所を忘れます。
席に座り先ずこちら。山女魚の煮付けは骨まで柔らかく尻尾まで食べれてしまいます。また、大将が最近ハマっているという卵焼きも控えめな甘さで出汁を味わえる一品。
何気ないポテトサラダが旨いんです。
続いて山女魚の塩焼き。2時間以上囲炉裏で遠火で焼いてくれていたもの。この大きさの山女魚が焼きに最適とのことで、わざわざ往復2時間以上かけ今朝方、川に行き釣り上げてくれた一品。こんなに旨い焼き魚食べたことがない。頭から被りついて一気に食べてしまいました。
このエビスビールのロゴの違いご存知でしょうか。知らない方の為にヒントは鯛。貴重な一本に出会え嬉しい限り。
さて、こちらは大将自慢の焼酎。氷をたっぷり入れて囲炉裏を囲んで飲む。雰囲気にも酔ってしまいます。
大将が自身の酒のつまみだよと言って出してくれた地元で大将自ら採ってきてくれた山菜の天麩羅。
これだけの為にまたここに来るお客さんがいる山女魚の唐揚げ。
これも大将が釣り上げたもの。揚げ方や味付け最高に旨い。これだけの為にまた来たいと思わせる強烈な一品。
鮎、鶏肉、山芋を混ぜ込んだツミレ唐揚げ。
急に大将が椎茸食べれるかい?と聞かれ持ってきてくれたのがこちら。旨すぎる。それにしても、大きいにもほどがある。
ここまででだいぶお腹に溜まり始めているのですが、鶏肉のご飯をよそってくれている大将。
見た目から分かるその旨さ。おかわり二杯もしてしまいました。因みに、大将の拘りで炊き込みでなく、敢えて混ぜご飯としているとのこと。混ぜご飯にし蒸したほうが風味も豊かになり味も薄まらず良いのだとか。
そして、最後にこのツミレ汁。こちらもあまりの旨さにおかわりしてしまいました。これだけよ為に通いたい。そこまで思わせる汁に出会えて至福の時。
大将から「中村君は泊まる宿どこかあるのかい?」と。「いえ、私完全ノープランで来たので決めてないんです。」と答えると。「私の友人の宿が安いから取ってあげるよ」と。それで私なんかの為に電話してくれている光景。
余談ですが、大将の鮒田さんと私、意気投合し地元のスナックへ急遽連れて行ってもらうことに。ここには鮒田さんの英語の先生がおり、私も店内で少しだけ教えてもらうことに。
美味しくも楽しいひと時を過ごせる1日1組限定の『やまめ庵』また必ず行く、そんなお店となりました。
近い内に東京に鮒田さんをご招待し、友人のベンチャー経営者をお繋ぎしようと企み中。
因みに、鮒田さんの更なる夢を叶えてもらう為、私はクラウドファンディングをお教えし、もしかしたら、鮒田さんが自身の夢をクラウドファンディングで発表されることがあるかもしれません。
そんな時が来たら全力で応援したい。
左写真の右側が現在の鮒田さん、右写真の後ろに写る青年は鮒田さんの教員時代の写真。私と同い年の教え子の話しなどで盛り上がりすぎたのも良い思い出。
因みに、鮒田さんがこっそり東京に来られると良く行くお店は二ヶ所。浅草の『捕鯨船』と門前仲町の『魚三酒場』とのこと。私も行ってみようと思う。
さてさて、ここまでのおもてなし精神溢れる名店がどこにあろうか。探してもなかながないであろう。
ご飯をおかわりして、お酒も十分頂き1人7000円ちょうどにしてくれました。私の中のコスパ最強CXOグルメの番外編として認定させて頂きます。
コスパ最強CXOグルメ〜熊本県 1日1組限定のやまめ庵〜
0966-23-3002
熊本県球磨郡相良村柳瀬2213-1
単価:6000-8000円
予約:必須
※コスパ最強CXOグルメは5000円までですが、あまりの素晴らしいお店に番外編として特別掲載