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BtoBベンチャーが今すぐできるコスパ最強のPR方法とは

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僅か10日間で500億円を利用させた「Paypay20%還元キャンペーン」、良し悪しは置いておき530万回リツイートで世界記録更新をされた「Twitter前澤氏1億円お年玉企画」が経営者間のSNS上でも話題となり、そして、BtoBベンチャー界隈では資金調達したら自社ホームページだけでなく、当たり前のようにPRTIMESや他社メディアを利用し、自身のFacebookでもアップする。

 

また、最近では、タレントを起用したテレビCM、タクシー広告、そして地方空港の看板へも広告を出すBtoBベンチャー企業も増えています。

 

これまでにないPRが成り立つ背景には、SNSの存在がある。誰しもが移動中などスマホで簡単に情報収集できる時代。ただ単にプロダクトを作り猛烈なセールスをすれば売れる時代から変わりつつある。

 

マーケティング変革期にいる我々。

 

SNSで個人にマーケティングできる時代へ突入。リスティングやオウンドなどWEBマーケティングの中でも、第三者のSNSによるPRが有効になりつつある。

 

toCでは、もはや当たり前となっているインフルエンサーマーケティング。toBでもその傾向が現れ始めており、コスパ最強のPR方法にもなるので、今回まとめてみました。

 

先ずは『自社メディア』『自社経営者』『他社メディア』『他者SNS』それぞれの特徴をご覧下さい。

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自社都合に偏りすぎた情報が多く、見ていて寒くなるものも多いと感じている人が多いのではないでしょうか。特に経営者自ら自社の発信をする場合は、戦略的且つ利益相反やあらゆるリスクを想定した内容になっているか慎重にすべき。逆に、慎重になりすぎて全く発信できていない経営者は機会損失となってしまう。しかも発信は定期的に継続していないとリーチ数が少ないばかりか、既存顧客や元々自社のことを知っている経営者にしか広がらず新規顧客開拓に効果無しなんてことも多々。

 

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公平性がある内容が多いものの、メディアの数が多すぎ、また似たような内容ばかりで、多くのメディアを見て調べなければならず、信頼性に欠けると思われてる経営者が多いのではないでしょうか。なので、更に他メディアからの情報や友人経営者へ「あのサービスってどうなの」なんてことで情報収集しなければならないことが良くあり、結局口コミに頼ってしまう。

 

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『他者SNS』=toBインフルエンサーと考えてもらうと分かりやすい。第三者の個人のSNSを利用する為、大手のメディアなどに比べ、リード数は少ないものの、Facebookであれば経営者友達、Twitterではフォロワーがおり、その個人への信頼が高い関係性となっていることが多い。また、その個人への熱狂的ファンも中にはおり、その個人の内容は読者に響きやすい。あの人がシェアした記事だから“ビジネスの流れに遅れぬよう読んでおこう”とか、“質が高そうだから読んでおこう”とか個人のシェアした記事だから見る経営者も多い。数多くのメディアから自分で選ぶのでなく、あの経営者のシェア記事だから読む、そんな時代。前述の通り、結局口コミに頼る経営者が多く、この個人SNS(口コミ)で購買意欲を高める一つのきっかけとなることが多い。

 

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『自社メディア』『自社経営者』『他社メディア』『他者SNS』それぞれの特徴を簡単に理解した上で、では『他者SNS』は誰に依頼したら良いのかと質問が多いので、10つの選び方もまとめてみました。

 

1.SNSで経営者友達が多い経営者

2.定期的にSNSを自分の言葉でアップしている経営者

3.自社プロダクトを持つ経営者

4.現役の経営者

5.自分がいつも読んでしまう記事を書いている経営者

6.組織を作ったことのある経営者

7.マネージメント経験豊富な経営者

8.実務ができコンサル専門でない経営者

9.最新情報を常に収集している経営者

10.本業がSNSマーケでない経営者

※経営者=会長、社長、取締役、大手であれば執行役員や事業責任者も含んで良い

 

尚、これ全てに該当する経営者はなかなかいないので、3つ以上当てはまれば相応しい人だと考えて良いでしょう。

 

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さて、上記の10つの選び方を読まれ気付かれた方もいるかと思います。この選び方で見つけた他者(第三者)であれば、相互紹介やボランティア程度で動いてくれる方がほとんど。コスト無し、または実費など数万円程度で動いてくれる方がいるので、是非探されてみてはいかがでしょうか。個人SNSなので、記事の作成やアップもすぐにできるのでおススメです。先ず自分の経営者友達でtoBに影響力、拡散力がありそうな人に声をかけてみると良いでしょう。

 

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PRは客観性を保たれたほうが効果があります。この客観性が損なわれると、自己満足的なネタが出来上がり、伝えたい内容が伝わらなくなってしまいます。なので、受ける側も何でも受けるのではなく、良質なプロダクトやサービスなのかをはっきり見極めなければなりません。依頼する側もその点を理解し、自社都合の記事ばかり求めてはなりません。

 

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一例ではありますが、ご参考にPR方法の種類を記載してみました。

・自社メディア/プレスリリース
・他社メディアへの記事掲載および取材
・自社経営者のSNSによる発信
・自社イベントの開催
・オウンドメディアの運営

・他者SNSを利用

 

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・リード総数の増加
・指名検索数の増加
・インバウンドの増加
・提案工数削減

・顧客や提携先紹介の増加

・資金調達がしやすくなる

・コンバージョンの向上
・リファラル採用の向上

 

以上、簡単にではありますが、ご参考程度にどうぞ。中村一之@CXOバンク (@CXOBANK) | Twitterでもノウハウを配信中。