属人営業から脱却しSNSインバウンドセールスにしたらどうなった
私がCXOバンク株式会社を起業する前は2004年の新卒時は大手で普通のサラリーマン、その後ベンチャーで役員を4社経験。
業界は、金融、食品商社、コスト削減コンサル、法律事務所、財務コンサル。
在庫を抱える商社から在庫をもたないコンサルや法律事務所など全て同じ業界はなく、自分でも思うほどなんとも珍しい経歴。
属する会社規模や業界はバラバラ。全ての会社で枠のない仕事を自らしてきた。
その結果、法務/労務/財務/税務/人事/採用/経営企画などのバックオフィス、そしてセールス/提携/新規事業/マーケティング/ライティング/デザインまで幅広い実務を経験してから、独立した起業家としては稀な存在なのかもしれない。
その為、あらゆる相談ごとが私のもとに入ってきます。そんな中で皆さんが興味ありそうな『属人営業から脱却しSNSインバウンドセールスにしたらどうなった』を簡単にですが今回書いてみたいと思います。
さて、私が2004年の新卒時代から始めていたのが、ブログでした。
サイバーエージェント社が2004年にアメーバブログを開始。まだ芸能人ブログもないその2004年に即私もアメブロユーザーとなり、毎日記事をアップ。
2004年23歳当時の私は年俸300万円でがむしゃらに働くまさに属人的な熱血営業マン。
そんな時代からSNSインバウンドセールスの可能性を実感しており、営業と同時並行してブログを書き続けていました。
時が流れ、時代に沿ったtoB向けのSNSを常に模索しており、今はFacebookをメイン。はてなブログとInstagramをセカンド。noteをサードポジション。そして2019年からTwitterをセカンド以上にもっていくために本格的に稼働。そんな配分イメージで使い100%インバウンドセールスに切り替えて自ら実践。
おかげで本業ではないにも関わらず、数少ないtoBインフルエンサーとして、アドバイスして欲しいとか広めて欲しいとか大手からスタートアップまで幅広く声がかかるように。
結果、起業し半年で30社のマーケティングアドバイザー、出資オファー10社以上、日々起業相談が入り、クライアントについては既に新規は打ち止めにしている状態に至るまでに。なので友人のフリーランスや経営者を紹介し双方喜んでもらえるよう直接契約してもらうように誘導することが最近ほぼ毎日。
マーケティング支援については、全て私が体験するか内容を確認した上で皆が喜ぶ良いサービス、プロダクトかを判断。中には私のFacebookやTwitterで取り上げアクセス急増しサーバーダウンしたプロダクトも。
■SNSインバウンドセールスにして感じているメリット
・相見積もりされない
・スピードクロージング高まる
・リピート高まる
・口コミで広めてくれる
・紹介してもらえる
・リファラル採用にも繋がる
・組織力高まる
・費用かからない
・1人からでも始められる
・誰でも今すぐできる
・個人の力が高まる
まだテレアポしてるの?と言われつつある時代。インバウンドセールスに切り替える流れは更に高まっていくことでしょう。
属人的な営業は個々の性格により、成功体験を共有しても結果が出にくいもの。しかしながら、このSNSインバウンドセールスであれば、ナレッジ共有により均一化しやすく組織力が高まりやすい。中には、人と会うのが苦手な人ほど成果が出たケースもある。
記事や文言はターゲットをtoBなのかtoCなのかをはっきりさせ、その分野で活躍している人の文章を真似させてもらうことから始めると始めやすい。
経営者や営業得意な人は自分のアピールも上手いので、Facebook、Twitter、ブログなどSNSのセンスがあります。ポイントはコツコツ継続。将来の自分や組織の成長に向けて、今の時間を少しだけ毎日投資して欲しい。
記事の書き方が分からない方はこちらご参考に
Facebook活用術〜拡散する記事作成10つのノウハウ〜 - 逆張り起業家のブログ
こちら念の為、違いを分からない人の為に。
■インバウンドセールスとは
企業主体の営業でなく、顧客主体の営業のこと。顧客のほうから問い合わせが入ることを指す。
■インサイドセールスとは
企業主体の営業と顧客主体の営業どちらともが含まれる。顧客訪問せずに提案や契約することを指す。
尚、費用がかからない代わりに、SNSインバウンドセールスは結果が出るまでに時間がかかる。安定的に結果が出るようになるまで1年以上かかる。
今の業務と並行してもできるので始めるならば早ければ早いほうが良い。時代に乗り遅れぬように早めに個の力を高める組織づくりを。今ならまだ間に合う。
今が楽は後で泣く。
以上、僅かながらでもどなたかの参考になれば幸甚です。