冬季は3ヶ月間休業してしまう名店があると北海道ベンチャー経営者より口コミを聞き東京から片道5時間かけて行くことに。
羽田空港から十勝帯広空港まで1.5時間。十勝帯広空港からはレンタカーで約3時間。全国食べ歩いていると片道5時間程度ならふと行きたくなってしまう。
到着したのがこちら襟裳岬。濃霧で有名な場所。今回訪問したのは8月。周りのエリアは快晴なのに岬だけこの霧。なんとも神秘的な空間。
そしてこの襟裳岬にある『えりも岬観光センター』。噂の食堂がこの観光センター内にある。楽しみ。
店内に入ると大きな水槽の中に活きたうにがたくさん。
他に貝類や毛蟹、たらば蟹なども活きたまま売られている。
奥に進むと食堂がある。潮騒と霧笛のロマン襟裳岬という看板が一際目立っていた。平日お昼前にも関わらず調理場の活気ものすごい。
手前はお土産屋さん。奥にお寿司カウンターと座敷あり。右手にはテーブル席もある。
お寿司カウンターでは大将が目の前で握ってくれます。
途中休まず一気にここまできた為、レンタカーの運転に少し疲れ靴が脱げる座敷でくつろぎながら注目の品を待つ。
そして、ようやく出会えたうに丼3490円。
見るからに鮮やかなうに。あまりの綺麗さに写真を撮りすぎてしまうほど。
そして実食。口に入れた瞬間に分かる濃厚な旨さ、一瞬でトロける。聞けば70gものっているとか。因みに、吉野家の牛丼並は肉と玉葱併せて85gのっている。うにだけで70gは贅沢の極み。
更に、うに丼だけでは物足りず単品でイカ刺し780円も注文。20代までは全く食べなかったイカの刺身。30歳を超えたら急に食べたくなるように。
地元の名産昆布醤油を付けて食べる。噛めば噛むほど甘みを感じられる。これがまた旨い。ここにまた来たら間違いなく頼む一品。
さて、お会計後、うにのあまりの旨さにふと覗いてみると、殻を剥きたての活きたうにを丼にのせてくれていました。
余談ですがえりも岬について。この日は天候は晴天。そしてお昼にも関わらずこの濃霧でした。太平洋に面する岬。北海道の形を大きく表徴する自然地形の一つである。日高山脈の最南端で太平洋に向かって南へ突き出した岬である。風が強いことで知られる。沖合で暖流の黒潮(日本海流)と寒流である親潮(千島海流)とがぶつかり、濃霧が発生しやすいとのこと。
1人5000円以内で旨いコスパ最強CXOグルメここにあり。口コミを頼りに新たなCXOグルメをまだまだ探し続けていこう。
■えりも岬観光センター
営業時間 8:00〜18:00
定休日 1月4日〜3月中旬
01466-3-1666
北海道幌泉郡えりも町字えりも岬 えりも岬第2レストハウス
https://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010804/1025117/